川崎市で開催中の「KAWASAKIしんゆり映画祭」で、慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画「主戦場」の上映が中止されたことに抗議して、映画製作配給会社「若松プロダクション」が28日、同映画祭で予定していた映画2本の上映を取りやめると発表した。
若松プロは映画監督の白石和彌さん、脚本家の井上淳一さんと連名で発表した抗議声明で「川崎市が『訴訟になっている作品』への懸念を示したことは公権力による検閲、介入」としたうえで「『主戦場』の問題はいずれ自分たちにも起こると考え、強く抗議する」とした。
映画祭で上映する予定だった「11・25自決の日~三島由紀夫と若者たち」と「止められるか、俺たちを」の2本については、払い戻しに応じたうえで、近くの会場で無料上映する予定だという。
映画祭事務局は「私たちの判断…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル